- つらさを感じたら相談できます。症状の個数や決まった期間がそろうのを待つ必要はありません。
- 相談先は一つではありません。身近な人、学校、医療機関、電話・チャットから利用できる方法を選べます。
- 学校選びでは支援の中身を確認。面談の担当者や対応範囲、授業の調整方法を質問します。
自分を傷つけそうなときや、今すぐ話したいときは、緊急時と電話・チャットの相談先をご覧ください。
受験がつらいときは、困っていることを相談へつなぐ
成績、費用、家族の期待など、受験生活で気になることは人によって違います。「受験うつ」という言葉やチェック項目の合計で、病名や相談する時期を判断しないでください。このページでは公的な相談案内と、学習・学校選びで確認することを整理します。
厚生労働省は、心身がつらく、それまでできていたことが難しくなっている場合には、信頼できる人や専門家に相談することを案内しています。出典:厚生労働省「気分が落ち込む」
普段と違う変化は、点数を付けずに伝える
厚生労働省の案内では、睡眠・食欲・体調・行動の変化に目を向けます。サインがあるだけで病気とは限りませんが、気になる変化やつらさがあるときは、話を聞いてもらい、必要な支援を相談できます。出典:厚生労働省「こころのSOSサインに気づく」
- 眠りや食事など、いつもと違うこと。
- 学校、勉強、人との関わりなどで困っている場面。
- つらさが始まった時期や、その後の変化。
- いま助けてほしいこと、すぐには話しづらいこと。
これは相談で伝える材料の例です。全部を埋める必要はありません。書けない、説明できない場合も、「つらい」「何から話せばよいか分からない」と伝えるところから始められます。
学習の停滞と、体調の困りごとを整理する
勉強が進まないときは、課題の難しさや量、休息、体調など、困っている場面を分けて考えます。授業量や課題の調整は講師と相談し、生活への支障やつらさは相談担当・医療機関へ伝えてください。
厚生労働省は、体を動かす、気持ちを書き出す、音楽を聴くなどのセルフケアを紹介し、自分に合う方法を選ぶことを案内しています。無理に課題にせず、できそうな範囲で考えてください。出典:厚生労働省「こころと体のセルフケア」
次は学習上の相談例です。特定の手順で不調が治る、成績が上がると示したものではありません。
- 課題を細かく分けられるか、担当講師に聞く。
- 通学や授業の負担が大きい場合、受講量・予定の調整を相談する。
- 休む場合の連絡先、欠席分の対応、費用の扱いを学校へ確認する。
親の期待がつらいとき、求める助けを整理する
保護者の意図を決めつけず、「どの場面で、何を言われるとつらいか」「どうしてもらうと助かるか」を整理します。伝えられそうなら、例えば「模試の直後は結果の話をするのがつらい。落ち着いてから一緒に見たい」と、具体的な場面から話せます。
これは会話を始めるための例で、家族全員に同じ方法が合うとは限りません。親子だけでは難しい場合は、学校の相談担当など第三者に助けを求められます。話すことで危険を感じる場合は、家族以外の信頼できる人に相談してください。
希望や費用を整理するときは、保護者向けガイドも使えます。体調の相談は、家族会議の予定を待つ必要はありません。
困りごとに合わせて、相談する内容を分ける
次の表は相談先を考えるための例です。病名や緊急度を採点する表ではありません。どこに相談すればよいか分からないときも、電話相談の公的な案内から相談先を探せます。
| 困っていることの例 | 伝える内容・確認する相手 |
|---|---|
| 眠れない、食べにくい、生活がつらい | 困っている場面や変化を、医療機関や学校の相談担当へ伝える。 |
| 課題や通学の負担を減らしたい | 担当講師や校舎窓口に、授業量・予定・欠席時の対応を確認する。 |
| 親子で希望や費用の話が進まない | 本人と保護者の希望を分けて書き、必要なら第三者に整理を手伝ってもらう。 |
孤独を感じるとき、話しやすい相手や方法を選ぶ
浪人中の孤独を、我慢しなければならない受験の条件と考える必要はありません。友人や家族、学校の相談担当など、話しやすい相手を選べます。身近に話せる相手がいないときは、電話やチャットで相談する方法もあります。
SNSを見ることでつらくなる場合は、見る時間や通知の扱いを調整する方法もあります。外出や趣味を義務にせず、自分の負担が少ない関わり方を探してください。
緊急時と、電話・チャットの相談先
大けが、意識や呼吸の異常など、命の危険が迫る緊急時は119へ連絡してください。通常の相談窓口からの返事を待つ必要はありません。出典:厚生労働省「こんな時は迷わず119へ」
「死にたい」「消えたい」「自分を傷つけそう」と感じるときも、一人で抱えず、身近な人や以下の窓口へすぐに話してください。
- #いのちSOS:0120-061-338。毎日24時間、通話無料。厚生労働省の電話相談案内
- あなたのいばしょ:チャットで相談する。24時間365日、年齢・性別を問わず、無料・匿名で利用できます。厚生労働省のSNS相談案内
受付時間は即時の応答を保証するものではありません。つながらない場合は別の相談窓口も利用してください。利用条件や通信にかかる費用は、各窓口の案内も確認できます。掲載情報の確認日:2026年9月13日。
予備校の相談・学習支援で確認すること
学校が案内する「メンタルサポート」が何を含むのか、言葉だけで判断せず具体的に聞いてください。授業や学習面談の調整と、医療への相談を同じものとして扱わないことが大切です。
| 確認したいこと | 面談での質問例 |
|---|---|
| 担当者と対応範囲 | 誰に相談できますか。担当者の資格・専門分野、対応できる相談内容を教えてください。 |
| 連絡・利用方法 | 面談の予約方法、利用時間、授業を休みたいときの連絡先はどこですか。 |
| 情報の共有 | 本人が相談した内容を、保護者や講師へどのように共有しますか。本人への説明や同意はどう扱いますか。 |
| 受講量・費用の調整 | 受講量を減らす、休む、再開する場合の手続きと費用を、対象コースの条件で確認できますか。 |
これらは当サイトの編集上の質問例です。特定の学校の医療対応や効果を確認したという意味ではありません。学校一覧で候補を探し、見学・面談の比較メモに回答と未確認の点を残せます。
保護者は、本人の困りごとと望む助けを聞く
眠りや食事、普段の様子の変化に気づいたら、本人が困っていることを聞きます。気になる変化やつらさが続くときは、学校の相談担当や専門家に相談してください。保護者自身が困っている場合も相談を利用できます。
「この言葉なら回復する」「受験の話は一切してはいけない」と決めつけず、話せるタイミングや必要な支援を本人と確かめます。学習の進み具合だけで、体調の良し悪しを決めないようにしてください。
相談をためらわないために確認したいこと
- 症状の個数、偏差値、決まった日数だけを相談開始の条件にしない。
- 学校選びのサイトで病名、薬の使い方、回復までの期間を判断しない。
- 治療や将来の手続きについて気になることは、医療機関や該当する窓口へ個別に確認する。
この記事の根拠と編集方針
公的資料で相談の考え方と窓口を確認し、学習や学校選びの質問例は編集上の提案として掲載しています。症状の採点表や、回復率・合格率を示す記事ではありません。
出典確認日:2026年9月13日。窓口の受付や条件はリンク先の最新情報も確認してください。